PS5の本体に関してやっと発表されたThe Future of Gaming、僕はリアタイ勢としてTLの方々と盛り上がっていました。
 まぁもちろん1時間半程度の発表の中で全てが盛り上がれたとは言えません。むしろ時間で言えば盛り上がらなかった時間の方が多いでしょう。しかし後悔させないほどの価値はその少ない時間にありました。その個人的に気になったゲームとPS5本体に関して、個人的な意見を述べたいと思います。

GTAV

 まず最初に発表されたのはGTA。
 まだVの寿命は続きます。GTAVは2013年にPS3、Xbox360で発売されたクライムオープンワールドゲーム。知名度もあり売上はゲーム史に残るレベルなので、少なくともこのブログを読んでいる人でも知らない人はいないでしょう。何なら未プレイヤーすら少ないのでは?

 そんなGTAVがPS5で登場します。3世代に渡り発売されるゲームなんてそうそうないのでは?いやHALOがあるか。まぁ数少ないのは事実。それほどまでに人気のあるゲームなわけです。

 このトレイラー、入りが良いんですよ。本作は主人公が3人おり、その中でも他二人の関係を作ったマイケルが一応物語の中心的存在になりますが、彼の「Why did I move here? I guess it was a weather.Or the... Ah, I don't know, that thing. That magic.(直訳:何故引っ越したか?多分それは天気のせいだと思う。いや、俺はその魔法を知らない。)」というセリフ、これ一番最初のトレイラーと同じ入りなんですよ。
 これを理解していると本当に興奮が凄いですよ。しかもPS5の発表で来るなんて思ってる人も少なかったでしょうしね。

 ちなみに海外版トレイラーのタイトルが新世代コンソールという題名になっていますが、今のところ概要欄やロックスターのHP、公式TwitterのツイートにはXboxという文字は無かったはずです。これはMicrosoft側でも発表をするって事なんでしょうかね…?流石に発売しないという事はないでしょうし。スマートデリバリー対応作品だから言うまでもないという可能性も微レ存。

 まぁともかくPS5の性能を活かしたGTAが発表されたわけです。これはGTAのレイトレ対応も考えられるのでPC勢も関係ない話ではないかもしれません。また、今世代になっても改善されなかった日本隔離サーバー問題も変化すればグラフィックを気にしないという人もPS5勢になる理由が出来るかも。個人的にはクロスプレイも対応してほしいところですが。

 箱1の国内過疎サーバーによりフリーセッションミッションで安全に稼いでる人間が何を言っているんだって感じですが、とにかくGTAがどう変化するのかって部分が気になるんですよ。

 今世代になり変わったのは、グラフィック、FPS視点、新たな隠し要素、オンラインのアップデート継続くらいでした。まぁそれだけでも凄い事なんですが更に性能が上がった次世代機で未だに売れているGTAがどうなるか楽しみすぎますね。






 そいえばストーリー追加アップデートってまd

Marvel's Spider-Man: Miles Morales

 話題となったスパイダーマンは未プレイです。だからこそ期待したい。PS5の短縮されたロード時間でスパイダーマンをやりたいと思ったらまさか続編が出るなんて…。いやストーリー的には続編ではないみたいなんで単独で買ってもいいと思いますが、僕は2作プレイしたいですね。

 元々スパイダーマン発売時、僕はProじゃないPS4勢だったんで買うのには消極的でした。去年Proを買った頃にはPS5のロード短縮デモが出てたんで買わなかったんですよ。互換も発表されているわけでもないのに。何故ならそのデモで使われたゲームがスパイダーマンだったから。

 同じ開発陣の作ったサンセットオーバードライブは好きですし、NYの雰囲気も良いと。もう待ちきれずProでプレイしちゃいそうですね(本末転倒

グランツーリスモ7

 買うかどうかは分かりません。というか多分買いません。楽しみなのはTwitterやYouTubeでリアルな写真が見れるであろう事ですね。

 結局グラフィックの話をすれば本体性能が高いXboxSXで出るであろうForzaの方が良いに決まってるんですよ。しかもこっちはPC販売までするんですから。そんなGTですが、Sportではフォトモードでリアル写真にCGの車を合わせて撮影するようなモードがあったわけですが、その写真がまぁ美しい。

 今作でもそれがあれば車好きとして写真を見たいなと。あくまでも車好きであり、レース好きではないので買いませんが。ForzaだってMシリーズは6しか購入してませんしね。

 ただこの6を購入した理由の1つに本体のフル性能を発揮したゲームが見たかったというのがあります。僕は5発売当時は箱1を持っていなかったんで6を選びましたが、やっぱり周回レースゲームは決まったコースしかエリアにならないので描写は狭く深く発揮出来るのでオープンワールド系のレースゲームに比べて綺麗になるんですよ。もしGT7が発売してすぐ安くなれば買うかもしれません。

Stray

 サイバーパンクな世界を猫で冒険するゲーム。猫で冒険ですよ?買いですね。Steamでは既にページがあり、日本語対応なんでPS5で買うかどうかは分かりませんが、買いですね。

GhostWire: Tokyo

 東京舞台のFPSアクションゲームですね。パッと見操作感などがBioShock Infiniteに似てると思いました。まぁこの手のゲームはこれくらいしかやった事がないってのもありますが、決して嫌いではないであろうゲーム性に東京が舞台という事でこれも気になります。

 リアル系のゲームではないものの、PS5で進化した音響技術で散歩する東京がどうなるのかというのも気になります。開発スタジオはサイコブレイクを作ったTango Gameworksです。ホラゲーに音は欠かせませんからね。クオリティは保証されているでしょう。

Horizon Forbidden West

 GhostWire: Tokyoの後、長い事興味のあるゲームが出なかった事で眠気によりもう見る気を無くしていた時の事、突如やってきました。Horizon Zero Dawnの続編が!

 僕はPS4 ProをHorizonと同時購入したのでProで初めてするゲームがHorizonでした。箱1Xの性能の7割程度しかないProでありながらその性能差を感じさせないグラフィックには驚きました。

 Zero Dawnに関してはまだクリアしていません。理由はいくつかありますが、ゲーマーあるあるのクリアして世界が終わるのを見たくないというのと、収集要素でキャラを強化するのが終わった事です。

 Horizon前作はキャラを強化しつつストーリーが進行していきますが、オープンワールドが故に先にキャラ強化をする事が出来るんですが、それがし終わった後はその楽しさが無くなりますからね。加えて序盤のストーリーは現世の政治問題でありながら、後半はその世界に至るまでの過程を見ると壮大な話になりすぎて、ちゃんとやる気のある時にプレイしたいなと思ってたら放置してたと。

 今は他のゲームをプレイしていますが、これが終わったらすぐZero DawnをクリアしてForbidden West待機勢になりたいです。

ハードウェア


 最後の最後に登場したPS5本体、そしてその他周辺機器。Horizonの盛り上がりを下げないどころか上げてきやがりました。

 まずデザインに関しては率直に面白いと思いました。デザインの主張が激しすぎます。というのも決して不自然に目立つと言いたいわけではなく、Switchは本体がそもそも小さく、Xbox SXも所詮大きいスマートスピーカーでしょと言わんばかりの見た目に対して、PS5はインテリアとしての意味も成すんじゃないかという力の入れ具合。

 SXが調和に対して、PS5はリビングの中心になるのでしょうか。PlayStationは娯楽の通過点(駅)であるという語源だという意見を見た事があります。公式的にそれが肯定されている情報を見た事がないのでそれが事実かどうかは分かりませんが、娯楽がよりデジタル化した現代でこそそれがより強調される結果になりそうですし、リビングの頂点にもなれそうですね。

 前世代機で箱がまさにそれをやろうとしてコケてましたが、僕は結構好きなんで応援したいですね。いやまぁ実際にその方向に舵を切ったという発表は全くありませんが()


 問題は大きさですよね。ネット上に比較画像は多く存在しますが、一番分かりやすくて正確だと思った画像がこちら。


 これは海外のゲーム系サイト、Gamepressureの画像になります。巷ではBDドライブ部分での比較が多めですが、上下(横置きだと左右)に挿入部ではない部分もあるため、比較としては正確性に欠けるなと思いました。同じ事を思っている人もいるため、ドライブ比較画像にUSB部を塗っている事もありますが、上記画像のようにUSBをメインに比較している人はあまり多くありません。

 上記画像はUSBの上下を正確に横並びにする事でサイズを比較、加えてその比率から38.6cmという数値も計算している画像になります。38.6cmという大きさは主要ゲーム機では初代XBOXの縦置き(非推奨)の32.4cmや旧型PS3の32.5すらも超える超巨大な本体となります。

 形や色もそうですが、大きさでもとにかく目立つ存在になりそう。ぶっちゃけこの大きさは辛いなと思いますが、代わりに360やPS4の爆音ファンが無くなるなら歓迎しますが。PS4のファンは本当にうるさい。所有してる電子機器の中で一番うるさい。


 PS5では面白い事にデジタルエディションも発売決定しました。物理メディア非対応ハードと言えば今世代ではXbox One S All Digital Editionが存在します。値段差は5000円しかないものの複数のゲームを同梱する事でお得感を増し一定の人気がありました。

 PS5は標準版でも高価格になるという予想がされていますが、それには個人的には同意する部分もあります。とは言え高くとも5万円程度だと思っていますがそれでも普及させるためには高いと言わざるを得ません。そうするとどうしてもデジタル版を出すしか無かったのかなと。

 ソニーは過去にPSP Goという物理メディア非対応ハードを既に発売しています。当時は割れ以外でゲームをDLするという文化もあまりなく、ソニー自信もあまりやる気は無かったのは明確だと思う。

 PSPのUMDソフトを読み込む事で特化価格でDL版を購入出来る機能がVita発売時に導入された。それはVitaがUMDを読み込めないもののチップ自体に互換性がありDL版なら動くから。だからDL版を買わせたかった。だがこれは本来PSP Goでする予定だったシステムが無くなったものがVita発売で再利用された。しかも本来なら無料で出来るはずのものだった。

 そしてそれは奇しくもライバルのXbox Oneでもやろうとしていた。現在箱1にしろPS4にしろディスクゲームはインストールして遊ぶ。もはやディスクなんて認証機能としてしか存在価値の無いメディアと化している。だったらディスクレスでもプレイ出来るじゃないかと。

 ユーザーから否定的な意見も多い中、ソニー自身もこれに対して皮肉めいた動画を作っています。「お前が箱ファンだから被害妄想してんだろ」と言われそうですが、コメント欄では誰もが箱の話題をしてるんで、ソニーが意図したかどうかは別としても、そう受け取る人が多いのは事実でしょう。

 まぁそれが悪いとは思いません。こういうやり取りは嫌いじゃないですから。特にペプシなんてコークに対してどれだけ皮肉をしてきたか。重要なのはそんな事をしたソニーでさえデジタル版の本体を出したという事。

 もちろん「中古ゲームの貸し借りも出来ない本体だけど安いから買ってね」なんてソニーが言うまでもなく、DL版のみで満足する人が増えたというだけの話です。それに合わせたのは決して悪い事ではありません。僕自身PS4のゲームは7割くらいがDLゲームですし。

 とりあえず期待するのはディスクレス起動ですよ。PS4、または通常版PS5からゲームを取り込んでディスクレス起動を出来るようなシステムが欲しいです。元からデジタル本体を買う気はありませんが、PS4 Proについてきたパッケージ版HorizonZDが出来なくなるのは勘弁。逆に言えばパッケージ取り込みが出来るなら廉価本体を買いますが。どうせソニーからしたら本体の違いなんて儲けに差がないわけですし。むしろDL版買ってもらった方が利益率高いのでは?


 まぁそんなこんなで本体の話をしてきましたが、まだ周辺機器が残っていますね。軽く触れておきましょう。

 DualSenseに関しては背面が明かされていなかった頃から背面ボタンがあるのではと話題になっていましたが、そんな事はありませんでした。マイク内蔵に関してはヘッドセット無しにVC出来るのは良いですが、箱1のKinectでプライバシーがどうこう言っていた人はどうするのでしょうか。
 これに関してはDL販売云々という市場の動きとは別に、各個人の心情の部分が関わってくると思いますが、まさか時代が変わって考えが変わるような人がKinectを叩いてたわけないでしょうし。スマホやスマートスピーカーも同様の問題がありますが。

 HDカメラは…解像度上がってデザイン変わったくらいですか。VRに期待とだけ。どうせカメラがあるなら最近話題のVTuber擬きになれるような機能があっても面白いと思いますけど。

 Kinectは色々なセンサーありきでアバターを動作させていました。それはiPhoneのインカメを使うアニ文字も同様です。しかし最近は普通のカメラを使うだけで動きを認識してアバターを動かせるようになりました。画像処理能力の進化の恩恵ですね。そこら辺も含めてどう使っていくのか気になる。

 3Dワイヤレスヘッドセット。値段次第では普通にヘッドホンとして欲しいです。

 面白いのがメディアリモート。リモコンですね。これまで純正リモコンと言えば箱で存在していましたが、PS4はライセンス販売しかしていませんでした。PS5では純正のリモコンが発売するんですね。まぁ僕は使わないんであまり嬉しい話ではありませんが、面白いとは思いました。


 現状発表されたハードウェアはこれくらいですね。個人的には発表された時は好印象しかありませんでした。本体の大きさを知った時は少し引きましたが。どれをとっても目立つデザインになってるんで、その主張の大きさを超える体験に期待してますよ?








 PS5に関して色々思う事がある中、同日にMicrosoftがSXに関する記事を公開しました。
 厳密にはこれはその二日前に海外で公開された記事がPS5発表と同じ日に翻訳されたものになります。

 結局こっちも気になるわけですよ。まぁこれまでのまとめのような記事で発表はありませんが。

 Microsoftも来月にファーストパーティのゲーム発表が控えてるんでそれ次第でどっちを優先して買うか決めたいですが、確実に言える事はどっちも素晴らしいハードである事ですね。誰か僕に購入資金を恵んでください。